＜カム内臓アブソリュート・エンコーダのメリット>

ASR58＆AMR58はカムスイッチコントローラ内蔵のアブソリュートエンコーダです。外部カムスイッチコントローラ付きアブソリュートエンコーダと同じ機能を備えています。プログラミングソフトウェアでは、位置（または角度）に応じてカム（ON /立ち上がり+ OFF /立ち下がり）を設定することができます。 マニュアルの49ページを参照してください。この単純な写真は、「機能を理解する」ために役立つかもしれません。

　Cam coding#2.jpg

写真の例は3つのカム出力を示しています。ASR58には合計16の出力があり、AMR58には8があります。この例では、各出力に複数のカム（ON / OFF切り替え）があることも示されています。同じものをASR / AMRエンコーダでプログラムすることができます。 8または16の出力ごとに複数のカムをプログラムすることができます。

 各カムの長さは自由にプログラムすることができます。 各カムの解像度は次のとおりです。

 ASR58 = 3600 cpr - > 0.1 ° <（ちょうど1ターン）

 AMR58 = 4096 cpr - > 0.08° <（256ターン迄） 

プログラムされたカムは、プログラム内のPCに保存することができます。 プログラムはエンコーダに保存することもできます。最大16のプログラムをエンコーダ内部に保存することができます。バイナリコード（バイナリセレクタを使用するなど）によってプログラムを呼び出すことができます。 マニュアルの42ページを参照してください。ユーザにとって、各プログラムは「レシピ」または特定の生産/製品タイプと同じです。  

典型的な用途としては、機械式カムまたはスイッチを置換（入れ替え）することです。これらは包装機械、プレス、食品機械などに使用されています。統合されたカムスイッチプログラマを備えたエンコーダの利点は次のとおりです。

 - アブソリュートエンコーダ＋外部プログラマーを1つのデバイス（ASR58 又はAMR58）で置き換えることができ ます。

 - コンパクトでコスト削減 

- マルチターンバージョン（多回転モデル＝AMR58）が登場し、更に便利） 

- 非常に速いスイッチング時間（最大1us） 

デメリット：

- 機械上に表示されないこと。

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