Zaber Technologies
(ゼイバー・テクノロジーズ社) カナダ

- FAQ及びトラブルシューティングガイド -

□FAQ

以下に、弊社の全製品に共通してみられる、よくある質問の一部をご紹介します。

 

装置のマイクロステップあたりの移動距離はどのようにして計算できますか。

コントローラーの「マイクロステップ分解能」設定により変わります。Zaber社製品のマイクロステップ分解能の初期設定は、1ステップの1/64です。該当する製品のウェブページに、モーターの1回転に対応した装置の動作仕様が掲載されています。また、モーターの1回転あたりのステップ数の仕様も掲載されています。例えば、T-LA装置は、モーター1回転あたり304.8 um移動し、モーターの1回転あたりのステップ数は48です。したがって、マイクロステップ分解能の初期設定が1ステップの1/64の場合、1マイクロステップは、304.8/48/64 = 0.09921875 umとなります。マイクロステップ分解能設定を初期設定から変更した場合は、この方法を用いてマイクロステップの距離を再計算できます。

 

分解能、精度、再現性の違いを教えてください。

分解能は、装置に移動するよう命じることのできる最小のインクリメントを意味します。正確にその距離を移動しなくても、再現性の高い位置情報を得られます。
精度は、実際の位置が命じた位置にどれだけ近くなるかを意味します。精度が6 umで、22.345 mmの位置に移動するように命じた場合、装置は22.342 ~ 22.348 mmの範囲に移動します。
再現性は、装置に同じ位置に移動するように何度か命じた場合に、どれだけその位置のそばまで移動できるかを意味します。再現性が0.4 umで、22.3450 mmの位置に移動するように命じた場合、装置は22.3460 mmに移動することもありますが、毎回、0.0004 mmの範囲内でその同じ位置に移動します。

 

コンピュータからの移動コマンドを終了した後、装置が再び勝手に移動を開始しました。

コントロールノブが回っている可能性があります。ノブが、中央の適切な位置に設定されているか確認してください。ノブを中央に回すと小さくカチッという音がします。コントロールノブは全ての装置についているわけではありません。

 

コントロールノブをどちらの方向に回しても、何も起きません。

手動コントロールが無効になっている可能性があります。コマンド36で工場出荷時の設定に戻すか、コマンド40で手動コントロールを有効にしてください。(詳細についてはユーザーマニュアルを参照)

 

移動コマンドを送信したのに、何も起きません。

装置がホームポジションにない可能性があります。装置の電源を入れてホームポジションにしてからコマンド1を送信してください。

 

装置を移動させようとしたのに移動せず、ノイズが発生し振動します。

装置が動かそうとしている負荷が大きすぎるために、アクチュエーターがストールしている可能性があります。通常は、コマンド42を使用して減速すると、より大きなスラストやトルクを得られます。(詳細についてはユーザーマニュアルを参照)    

コンピュータとZaber装置が通信しません。

1.正しいシリアルポートを選択しているか確認してください。ソフトウェアの他のシリアルポートを試してください。
2.データケーブル全ての終端に、曲がったピンがついていないことを確認してください。
3.電源が入っているか確認してください。DCプラグは、装置に差し込まれていない場合、12 - 17 Vdcです。きちんと奥まで差し込まれているか確認してください。

 

装置の動きがおかしい。

何らかの理由で設定が変更されている可能性があります。T-MCAまたはT-CDシリーズのコントローラーをお持ちの場合は、装置に固有の設定について、マニュアルをご確認ください。コマンド36を送信して、工場出荷時の初期設定に戻してください。T-MCAまたはT-CD装置の場合、制御しているモーター駆動装置に対応したコマンド36を使用して、値を入力する必要があります。


□トラブルシューティング A-シリーズクローズドループモーションデバイス

症状 チェック
ノブをいずれの方向に動かしても何も起きない。 手動コントロールが無効になっている可能性があります。Restore Settings [設定を戻す] (Cmd 36)コマンドを送信するか、Set Knob Disabled Mode [ノブ無効モードを設定] (Cmd 107) を使用してデータ0に設定し、ノブを有効にしてください。
移動の指示を送信しても何も起きない。 まず、装置を「ホーム」ポジションにする必要があります。電源を入れて装置を初期化した後に、Home [ホーム] (Cmd 1)コマンドを送信してください。
指示を送信あるいはノブを回しても装置が動かない。 緑色のLEDがゆっくりと明るくなったり暗くなったりしているか確認してください。その場合、装置が保留状態になっている可能性があります。Set Park State [保留状態を設定] (Cmd 65)をデータ0に設定して送信し、装置の保留を解除するか、Home [ホーム] (Cmd 1)送信して装置をホームポジションに戻してください。
装置はスムーズに移動するが、短時間移動しただけで停止する。青色のLEDが点滅している。 青色のLEDが点滅し、Slip Tracking(スリップトラッキング)またはUnexpected Position(予期しないポジション)という応答を受信したが、実際に装置がスリップしたりストールしたりしていない場合、内部のエンコーダカウンタを再び初期化する必要があるかもしれません。電源を入れ直すか、Reset [リセット] (Cmd 0)コマンドを送信して装置をリセットし、Home [ホーム] (Cmd 1)コマンドを使用してもう一度初期化してください。装置を接地して、静電ノイズの影響を受ける環境で動作させないようにしてください。
装置が勝手に動き、移動範囲の端にぶつかる。 内部のエンコーダカウンタを初期化する必要があるかもしれません。電源を入れ直すか、Reset [リセット] (Cmd 0)コマンドを送信して装置をリセットし、Home [ホーム] (Cmd 1)コマンドを使用してもう一度初期化してください。装置を接地して、静電ノイズの影響を受ける環境で動作させないようにしてください。
ストール状態:装置から音はするが動かない。青色のLEDが点滅している。 全ての外部負荷を取り除いてください。現在の装置の伸縮動作が正常な場合、問題は過大な負荷にあります。負荷を軽減して、負荷が最大スラスト以下になるようにしてください。Set Target Speed Instruction=目標速度の指示(コマンド42)を使用して装置を減速すると、スラストやトルクを引き上げることができます。外部負荷がない状態で装置がストールしている場合は、修理を依頼してください。
コンピュータとZaber装置の間に通信がない。黄色のライトが点灯または点滅しない。

確認すべきポイントがいくつかあります:

  1. 正しいシリアルポートを選択しているか確認してください。ソフトウェア内の他のシリアルポートを選択してみてください。ご使用のシリアルポートが正常に動作していることを確認するため、装置を接続せずに、シリアルアダプターの送受信ピンを接続することもできます。ケーブルを使用してピン2とピン6を接続してください。指示を出す度、ソフトウェアは応答を繰り返すはずです。ピン出力図はここから確認できます。
  2. シリアル通信ソフトウェアを設定する際、ボーレート、ハンドシェーキング、パリティ、ストップビットなどを確認してください。上記のControl Through The RS-232 Serial Port [RS-232シリアルポート経由の制御]のセクションに、必要な設定の一覧が記載されています。また、シリアルポートが終端文字で設定されていないか確認してください(改行に初期設定されていることが多い)。
  3. 全てのデータケーブルの終端に曲がっているピンがないか確認してください。
  4. 電源が入っているか確認してください。DCプラグは、装置に接続されていない場合、12-48 Vdcです。
  5. 電源プラグが奥まで差し込まれているか確認してください。LED付きの装置の場合、緑色のLEDが点灯します。
  6. ご使用のコンピュータがバッテリーで動くラップトップコンピュータの場合は、電源を接続するようにしてください。ラップトップコンピュータの中には、バッテリーで作動している間、シリアルポートを無効にするものがあります。
  7. ライン上に、ヌルモデムアダプターやケーブルがないことを確認してください。
  8. シリアル−ミニDINアダプターには様々なバリエーションがあり、ピン接続も様々です。上記のアダプターピン出力図を確認して、アダプターが適切なピンに接続されているか確認してください。
  9. ご使用のソフトウェアで装置をコントロールしようとしている際に問題が発生した場合は、弊社のウェブサイトにあるデモプログラムの一つを試し、ハードウェアが適切に機能しているか確認してください。
装置の動きがおかしい。いくつかのコマンドは期待通りに応答するが、それ以外のコマンドは応答しない。
  1. Restore Settings [設定を戻す] (コマンド36)を送信してください。何らかの理由で設定が変更されている可能性があります。T-MCAまたはT-CDシリーズのステッパモータコントローラーの場合は、制御している装置のPeripheral Id[周辺機器ID]に対応する初期設定に戻す指示を使用して、データ値を入力してください。
  2. コンピュータがUnicodeに設定されている可能性があります。これは、非ラテン語ベースの文字を使用した言語によく見られます。コントロールパネル/地域と言語のオプション/詳細設定を開き、非Unicodeプログラム用の言語を選択してください。英語またはその他のラテン語ベースの文字言語にしてください。
装置の動作が非常に遅い。これまでと動きが違う。 何らかの理由で速度設定が変更されている可能性があります。Restore Settings [設定を戻す] (コマンド36)を送信してください。
緑色のLEDが点灯しない。 A/C壁コンセント、電圧アダプター、装置との接続を確認してください。電源がデータケーブルから来ている場合は、ピンが曲がっていたり破損したりしていないか、ミニDINコネクターを確認してください。
2Hzで緑色のLEDが点滅する。 電源電圧や温度が範囲を超えています。高すぎたり低すぎたりしている可能性があります。
緑色のLEDがゆっくりと明るくなったり暗くなったりしている。 装置が保留状態になっている可能性があります。Set Park State [保留状態を設定] (Cmd 65)をデータ0に設定して送信し、装置の保留を解除するか、Home [ホーム] (Cmd 1)送信して装置をホームポジションに戻してください。
指示を送信あるいはノブを回しても装置が動かない。 ボーレート、ハンドシェーキング、パリティ、ストップビットなどを確認してください。ソフトウェアがラインフィードやスペース等、制御文字を送信していないか確認してください。装置の番号が思っているものと違うこともあります。番号の再割り当てコマンドを送信し、装置が番号の再割り当てを行っている間、コンピュータが何も送信していないことを確認してください。6バイトを送信し、装置番号とコマンドが有効かどうか確認してください。ご使用のソフトウェアで装置をコントロールしようとしている際に問題が発生した場合は、弊社のウェブサイトにあるデモプログラムの一つを試し、ハードウェアが適切に機能しているか確認してください。
コマンド送信時に黄色のライトが短く点灯するが、装置は動かず、コードを返さない。 装置が設定を失った、あるいはエラーが発生しています。技術サポートまでご連絡ください。
赤のLEDが点灯または点滅している。 装置が設定を失った、あるいはエラーが発生しています。技術サポートまでご連絡ください。
装置からの応答はないが、その他は機能している。 Set Auto-Reply Disabled Mode [自動応答無効モードを設定] (Cmd 101)経由で、自動応答が無効になっている可能性があります。Restore Settings [設定を戻す] (Cmd 36) コマンドを送信してみてください。ご使用のソフトウェアで装置をコントロールしようとしている際に問題が発生した場合は、弊社のウェブサイトにあるデモプログラムの一つを試し、ハードウェアが適切に機能しているか確認してください。コードやコマーシャルパッケージの受信部が適切かどうか確認してください。ボーレートその他を確認してください。曲がっている、あるいは破損しているピンがないかコネクターを確認してください。
時々、装置が6バイト以下を返してくる。 通常、この問題は、シリアルポート設定に問題があることを示しています。シリアルポートの中には、復帰改行文字などの特定の制御文字を、RS232受信バッファに現れた際に自動的に認識し、削除するように設定されているものがあります。このようなケースでは、ユーザーが認識する前に、実際には制御コンピュータが単に一部のバイトを削除しただけであり、装置が十分なバイト数を送信していないように見えることがあります。この問題を解決するには、シリアルポート設定を変更する必要があります。
ソフトウェアが一連のコマンドを送信したが、装置が期待通りに動かない。 複雑なスクリプトや他のソフトウェア内の問題は追跡しにくいことがあります。ソフトウェアの標準的なデバッグテクニックに加えて、シリアルポートに正確に何バイトが送受信されているかを見ることも役立ちます。シリアルポートからのローデータを表示できるツールもあり、その一部がstackoverflow.comにリストされています。

トラブルシューティング T-シリーズモーションデバイス

症状 チェック
移動コマンドを終了した後、装置が再び勝手に移動を開始した。 ポテンショメーターのノブが中央にない可能性があります。回すと真ん中の位置でわずかに戻り止めの感覚を得られます。
電源を入れると同時に、装置が回転を始める、あるいはアンバー色のLEDが常に点滅している。 ポテンショメーターのノブが中央にない可能性があります。中央で戻り止めの感覚を得られるまで、ノブをゆっくりと回してください。
ポテンショメーターのノブをいずれの方向に回転させても何も起こらない。 手動コントロールが無効になっている可能性があります。Restore Settings [設定を戻す] (コマンド36)を送信するか、Set Device Mode Instruction [装置のモード指示の設定] (コマンド40)を使用して、ポテンショメーターを有効にしてください。
移動指示を送信しても何も起こらない。 まず、装置を「ホーム」ポジションにする必要があります。電源を入れた後、ホームの指示(コマンド1)を送信してください。
装置を移動させようとしたが移動せず、ノイズが発生し、振動する。 装置が動かそうとしている負荷が大きすぎる可能性があります。この状況では、アクチュエーターがストールしています。負荷を取り除き、問題が解消されるか確認してください。Set Target Speed Instruction [目標速度の指示の設定](コマンド42)を使用して装置を減速することにより、より高いスラストやトルクを得られます。
ストール状態:装置から音はするが動かない。 全ての外部負荷を取り除いてください。現在の装置の伸縮動作が正常な場合、問題は過大な負荷にあります。負荷を軽減したり、ステップ時間や加速パラメーターを変更したりして、負荷が最大スラスト以下になるようにしてください。リニアモーションデバイスが、完全に伸張した位置でストールし、外部負荷が一切かかっていない状態でストールしたままの場合は、リードネジが過剰に伸張していてスタックしています。通常、リードネジは、ホームコマンドを送信した後、リードネジを押すことでスタックを解除できます。完全に伸張していない位置で(外部負荷がないのに)装置がストールしている場合は、修理を依頼してください。
コンピュータとZaber装置の間に通信がない。アンバー色のライトが点灯または点滅しない。

確認すべきポイントがいくつかあります:

  1. 正しいシリアルポートを選択しているか確認してください。ソフトウェア内の他のシリアルポートを選択してみてください。ご使用のシリアルポートが正常に動作していることを確認するため、装置を接続せずに、シリアルアダプターの送受信ピンを接続することもできます。ケーブルを使用してピン2とピン6を接続してください。指示を出す度、ソフトウェアは応答を繰り返すはずです。ピン出力図はここから確認できます。
  2. シリアル通信ソフトウェアを設定する際、ボーレート、ハンドシェーキング、パリティ、ストップビットなどを確認してください。上記のControl Through The RS-232 Serial Port [RS-232シリアルポート経由の制御]のセクションに、必要な設定の一覧が記載されています。また、シリアルポートが終端文字で設定されていないか確認してください(改行に初期設定されていることが多い)。
  3. 全てのデータケーブルの終端に曲がっているピンがないか確認してください。
  4. 電源が入っているか確認してください。DCプラグの電圧を確認し、電源の定格電圧に近い値になっているか確認してください。
  5. 電源プラグが奥まで差し込まれているか確認してください。LED付きの装置の場合、緑色のLEDが点灯します。
  6. ご使用の装置に手動コントロールノブがついている場合は、それが中央にあるか確認してください(真ん中の位置で戻り止めの感覚を得られます。)
  7. ご使用のコンピュータがバッテリーで動くラップトップコンピュータの場合は、電源を接続するようにしてください。ラップトップコンピュータの中には、バッテリーで作動している間、シリアルポートを無効にするものがあります。
  8. ライン上に、ヌルモデムアダプターやケーブルがないことを確認してください。
  9. シリアル−ミニDINアダプターには様々なバリエーションがあり、ピン接続も様々です。上記のアダプターピン出力図を確認して、アダプターが適切なピンに接続されているか確認してください。
  10. ご使用のソフトウェアで装置をコントロールしようとしている際に問題が発生した場合は、弊社のウェブサイトにあるデモプログラムの一つを試し、ハードウェアが適切に機能しているか確認してください。
装置の動きがおかしい。いくつかのコマンドは期待通りに応答するが、それ以外のコマンドは応答しない。
  1. Restore Settings [設定を戻す] (コマンド36)を送信してください。何らかの理由で設定が変更されている可能性があります。T-MCAまたはT-CDシリーズのステッパモータコントローラーの場合は、制御している装置のPeripheral Id[周辺機器ID]に対応する初期設定に戻す指示を使用して、データ値を入力してください。
  2. コンピュータがUnicodeに設定されている可能性があります。これは、非ラテン語ベースの文字を使用した言語によく見られます。コントロールパネル/地域と言語のオプション/詳細設定を開き、非Unicodeプログラム用の言語を選択してください。英語またはその他のラテン語ベースの文字言語にしてください。
装置の動作が非常に遅い。これまでと動きが違う。 何らかの理由で速度設定が変更されている可能性があります。Restore Settings [設定を戻す] (コマンド36)を送信してください。
装置が、コンピュータ制御と通信していない、あるいは応答していない。黄色のLEDが点滅していることもある。 アクチュエーターに手動コントロールノブがついている場合は、ノブが中央の位置に設定されているか確認してください。カチッという音や戻り止めの感触を得られるまで前後に回します。ノブを中央の戻り止めの位置で止めてください。その後、装置の電源を入れ直してから、再試行してください。
緑色のLEDが点灯しない。 A/C壁コンセント、電圧アダプター、装置との接続を確認してください。電源がデータケーブルから来ている場合は、ピンが曲がっていたり破損したりしていないか、ミニDINコネクターを確認してください。
アンバー色のライトが点灯していてはいけません。
緑色のLEDが点滅する。 電源電圧や温度が範囲を超えています。高すぎたり低すぎたりしている可能性があります。制御されていないアダプターの場合、定格値を大幅に超える電圧が生じることがあります。単一電源に接続されている装置の数が電流能力を超えている場合、電圧が所要最小電圧以下に低下することがあります。この問題は、単一電源で多くのモーターが動作している場合に発生することがあります。負荷が利用可能な最大電流値を超えている可能性があり、そのために電圧が低くなりすぎています。定格300 mA以上の制御されていない単一電源に接続された単一装置でこの問題が発生した場合、恐らく、供給電圧が高すぎることに問題があります。
ポテンショメーターを回したが動作しない。 移動距離の終わりの位置にいる可能性があります。装置が完全に伸張しているように見えなくても、ステップを見逃しているためにこのような問題が生じます。ノブを反対側に回してください。装置がノイズを発生させるが動作しない場合、ストール状態にある可能性があります(特に装置が完全に伸張しているように見える場合)。以下の「ストール状態」を参照してください。ノブを回すとアンバー色のライトが点灯するはずですが、点灯しない場合は、電源を入れ直してみてください。また、目標速度(コマンドNo.42)を目に見える動作を得られないほど低く設定している可能性があります。コマンドNo.36を使用して装置を初期設定にリセットし、再試行してください。
コマンド送信時にアンバー色のライトが短く点灯するが、装置は動かず、コードを返さない。 ボーレート、ハンドシェーキング、パリティ、ストップビットなどを確認してください。ソフトウェアがラインフィードやスペース等、制御文字を送信していないか確認してください。装置の番号が思っているものと違うこともあります。番号の再割り当てコマンドを送信し、装置が番号の再割り当てを行っている間、コンピュータが何も送信していないことを確認してください。6バイトを送信し、装置番号とコマンドが有効かどうか確認してください。ご使用のソフトウェアで装置をコントロールしようとしている際に問題が発生した場合は、弊社のウェブサイトにあるデモプログラムの一つを試し、ハードウェアが適切に機能しているか確認してください。
装置からの応答はないが、その他は機能している。 ご使用のソフトウェアで装置をコントロールしようとしている際に問題が発生した場合は、弊社のウェブサイトにあるデモプログラムの一つを試し、ハードウェアが適切に機能しているか確認してください。コードやコマーシャルパッケージの受信部が適切かどうか確認してください。ボーレートやその他を確認してください。曲がっている、あるいは破損しているピンがないかコネクターを確認してください。
時々、装置が6バイト以下を返してくる。 通常、この問題は、シリアルポート設定に問題があることを示しています。シリアルポートの中には、復帰改行文字などの特定の制御文字を、RS232受信バッファに現れた際に自動的に認識し、削除するように設定されているものがあります。このようなケースでは、ユーザーが認識する前に、実際には制御コンピュータが単に一部のバイトを削除しただけであり、装置が十分なバイト数を送信していないように見えることがあります。この問題を解決するには、シリアルポート設定を変更する必要があります。
再現性が低い、装置がスムーズに伸張・後退しない、あるいは移動中の音が通常よりも大きい。 ステップをスキップしている可能性があります。スキップしている場合、装置は4フルステップずつポジションを失います(マイクロステップではない)。このような状態は、必要なスラストが、装置で利用できるスラストを超えている場合に発生します。装置にかかる力が最大スラスト以下になっているか確認してください。電圧コマンドを使用して、電圧を確認してください。電圧が装置の定格電圧または推奨以下の場合、装置の最大スラストは下がります。ステッパモーターは速度が遅い方がスラストは高くなるため、低目標速度(コマンドNo.42)で試してください。リードネジの状態が、リニアモーション装置の性能を大きく左右します。ねじ山が汚れている、あるいは損傷している場合、グリースを塗っていない、あるいはグリースが過剰に塗られている場合は、性能を低下させ、ストールする原因となります。過剰に使用すると、リードネジに黒い残留物が現れます。これは摩擦を大きくし、スラストを低下させる原因になります。ねじをきれいにし、グリースをもう一度塗ってください。一般的に、積載量が大きなものを移動させようとする場合、あるいは静的軸荷重を伴う場合(縦方向に引き上げるなど)は、さらに問題になります。縦方向の動作に関しては、カウンターウェイト、スプリング、ゴムバンドを使用することで、静的負荷の軽減を助け、装置の性能を改善します。加速や目標速度の初期設定値は、負荷が小さい場合や、負荷や速度が中程度の場合に効果的です。負荷が非常に小さくスピードが早い場合、あるいはスピードが遅くて負荷が大きい場合は、これらのパラメーターを調整することができます。試行錯誤を繰り返して調整するのが最良の方法です。
装置に、4フルステップ以下の再現性エラーがある。 ステップをスキップしていない場合、ある位置に戻る際に、摩擦が原因で多少ばらつきが出ることがあります。実際のケース毎に、このようなエラーを減らせる装置のモードがいくつか用意されています。バックラッシュ防止またはスティクション防止のルーティンについては、Set Device Mode command [装置モードコマンドの設定]のセクションを参照してください。
リニアモーションデバイスはスムーズに伸張・後退するが、ホーム(ゼロ)ポジションに戻らない。 装置は、装置が想定するゼロポジション以下まで後退することはありません。前回ストール状態だったために、装置がステップを見失っている場合や、装置が誤ったポジションに設定されている場合、装置が想定しているゼロポジションが誤った位置にある可能性があります。この問題は、ホームコマンドを送信したり、装置の電源を入れ直して手動でホームに戻したりすることで解決できます。
ソフトウェアが一連のコマンドを送信したが、装置が期待通りに動かない。 複雑なスクリプトや他のソフトウェア内の問題は追跡しにくいことがあります。ソフトウェアの標準的なデバッグテクニックに加えて、シリアルポートに正確に何バイトが送受信されているかを見ることも役立ちます。シリアルポートからのローデータを表示できるツールがいくつかあり、stackoverflow.comにその一部がリストされています。

トラブルシューティング T-JOYデバイス

症状 チェック
緑色のLEDが点灯しない。 A/C壁コンセント、電圧アダプター、装置との接続を確認してください。電源がデータケーブルから来ている場合は、ピンが曲がっていたり破損したりしていないか、ミニDINコネクターを確認してください。
緑色のLEDが点滅する。 電源電圧が10〜16Vの範囲を超えています。高すぎたり低すぎたりしている可能性があります。制御されていない12Vアダプターの場合、16Vを超える電圧が生じることがあります。12Vの単一アダプターに接続されている装置の数が電流能力を超えている場合、電圧が10V以下に低下することがあります。この問題は、単一電源で多くのモーターが動作している場合に発生することがあります。負荷が利用可能な最大電流値を超えている可能性があり、そのために電圧が低下しています。定格300 mA以上の制御されていない12Vの単一電源に接続された単一装置でこの問題が発生した場合、恐らく、供給電圧が高すぎることに問題があります。
通信が機能していないようだ。アンバー色のライトが点灯あるいは点滅しない。 正しいCOMポートを使用しているか確認してください。ボーレート、ハンドシェーキング、パリティ、ストップビットなどを確認してください。曲がっている、あるいは破損しているピンがないかケーブルやアダプターを確認してください。ライン上に、ヌルモデムアダプターやケーブルがないことを確認してください。シリアル−ミニDINアダプターには様々なバリエーションがあり、ピン接続も様々です。下記のアダプターピン出力図を確認して、アダプターが適切なピンに接続されているか確認してください。ご使用のソフトウェアで装置をコントロールしようとしている際に問題が発生した場合は、弊社のウェブサイトにあるデモプログラムの一つを試し、ハードウェアが適切に機能しているか確認してください。
コマンド送信時にアンバー色のライトが短く点灯するが、装置が応答しない。 ボーレート、ハンドシェーキング、パリティ、ストップビットなどを確認してください。ソフトウェアがラインフィードやスペース等、制御文字を送信していないか確認してください。装置の番号が思っているものと違うこともあります。番号の再割り当てコマンドを送信し、装置が番号の再割り当てを行っている間、コンピュータが何も送信していないことを確認してください。6バイトを送信し、装置番号とコマンドが有効かどうか確認してください。ご使用のソフトウェアで装置をコントロールしようとしている際に問題が発生した場合は、弊社のウェブサイトにあるデモプログラムの一つを試し、ハードウェアが適切に機能しているか確認してください。
装置からの応答はないが、その他は機能している。 ご使用のソフトウェアで装置をコントロールしようとしている際に問題が発生した場合は、弊社のウェブサイトにあるデモプログラムの一つを試し、ハードウェアが適切に機能しているか確認してください。コードやコマーシャルパッケージの受信部が適切かどうか確認してください。ボーレートやその他を確認してください。曲がっている、あるいは破損しているピンがないかコネクターを確認してください。
時々、装置が6バイト以下を返してくる。 通常、この問題は、シリアルポート設定に問題があることを示しています。シリアルポートの中には、復帰改行文字などの特定の制御文字を、RS232受信バッファに現れた際に自動的に認識し、削除するように設定されているものがあります。このようなケースでは、ユーザーが認識する前に、実際には制御コンピュータが単に一部のバイトを削除しただけであり、装置が十分なバイト数を送信していないように見えることがあります。この問題を解決するには、シリアルポート設定を変更する必要があります。
ジョイスティックを動かしても動作しない。緑色のLEDが点灯し、ジョイスティックを動かすと黄色のLEDが点滅する。

デイジーチェーン接続されている装置を制御するためのジョイスティックの設定が間違っている可能性があります。つまり、ジョイスティックが、接続されている装置の番号と違う装置番号と通信しようとしている可能性があります。次のステップを試してください。

  • デイジーチェーン接続されている各装置が機能しているか個別に確認してください。
  • ジョイスティックがコンピュータの隣に位置する最初の装置になるように全ての装置をデイジーチェーン接続し、番号の再割り当ての指示を送信してください。
  • コンピュータが各装置と個別に通信できるか、もう一度確認してください。
  • ジョイスティックの各軸に関連付けられた装置番号を確認し、デイジーチェーン接続されている装置に正しくアドレス指定されているか確認してください。
  • もう一度ジョイスティックを動かしてください。
ジョイスティックを動かしても動作しない。緑色のLEDが点灯するが、黄色のLEDが点灯しない。

以下の状態のうちの一つが原因で、この症状が発生している可能性があります。

  • 速度スケールをゼロに設定したため、ジョイスティック軸が無効になっていた可能性があります。解決策:速度スケールをゼロ以外の値に設定し、ジョイスティック軸を再度有効にしてください。
  • キャリブレーションモードになっている可能性があります。T-JOYがキャリブレーションモードになっている場合、他の装置に指示を送信しません。解決策:キャリブレーションの停止、再キャリブレーション、または電源の再投入を実施してください。
  • キャリブレーションが適切でない可能性があります。デッドバンドやリミットが逆になっている場合、ジョイスティックが反応しないことがあります。解決策:キャリブレーションを再度実施してください。

トラブルシューティング T-CONデバイス

症状 チェック
電源投入後、2つ以上の装置がデバイス1と呼ばれている。 番号の再割り当てを実施している間に、1以上のアクチュエーターがデータを送信していた可能性があります。ノブを中央に回し(アクチュエーターの動作や自動データ送信が停止する)、再度初期化してください。
コントローラーが、実際にデイジーチェーン接続された装置よりも少ない装置を認識する。 コントローラーには、最大3台の装置をデイジーチェーン接続できます。独立装置3台に対して、独立軸3つまでしか接続できません。それ以外にも、アクチュエーターのノブがすべて中央にあるか確認し、装置のリセットまたは再初期化を実施してください。
コントローラーのロータリーノブを回しても何も起こらず、アクチュエーターの黄色のLEDがかすかに点灯する。 アクチュエーター自体のノブが中央にあるか確認し、アクチュエーターがコントローラーの指示と無関係な動作をしないようにしてください。
画面上で、コントローラーがフリーズしているようだ。コマンドに応答しない。 アクチュエーターのノブが中央にない可能性があります。ノブを中央に合わせてから再試行してください。コントローラーがフリーズした場合は、アクチュエーターのノブを中央にしてから電源を入れ直して設定を行ってください。
コントローラーの回転ノブを回した時に、表示位置が不規則に動く。 アクチュエーターのノブが中央にない可能性があります。ノブを中央に合わせてから再試行してください。
アクチュエーターノブを回している間に、画面をメニューからコントロール画面に戻す際、コントロール画面が真っ黒になったり、不要なデータを表示したりする。 コントローラーが位置を要求した時に、アクチュエーターがデータを送信中である場合にこの問題が発生することがあります。問題のある装置を停止し(アクチュエーターのノブを中央に合わせ)、不適切な表示を選択し、コントローラーの回転ノブを回してください。これにより、装置に新しいコマンドが送信され、適切な位置を読み出します。
アクチュエーターの現在のポジションXは(250)であり、ステップサイズはY(1000)に設定されている。なぜ、回転ノブを回してもアクチュエーターがゼロの位置に移動しないのか。 回転ノブを回すと、アクチュエーターに「Move Relative[相対移動]–1000」というコマンドを送信します。250−1000=負数となり、範囲を外れます。アクチュエーターはそのコマンドを無視します。Y=50など、ステップサイズを小さくして、アクチュエーターの動作を試してください。
アクチュエーターの現在のポジションXは(282624)です。これよりも高くできないようです。 アクチュエーターの内部ポジションカウンターが、最大またはそれに近い範囲となっており、これ以上高くすることはできません。これは、アクチュエーターを過剰に伸長させないようにするため、電源入力時に意図的にそのように初期設定されるようになっています。アクチュエーターをホームポジションに戻してください。
コントローラーが砂時計マークや別の画面でフリーズする。 これは、コントローラーがアクチュエーターにコマンドを送信し、応答を待っている状態です。装置を取り外したり、誤った通信がなされていたりする可能性があります。電源プラグを抜いてもう一度差し込み、設定全体をリセットしてください。
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